<そら豆の黒い筋はなぜできたか?>
という昔話を読んだ数日後、
そのそら豆が実家から届きました。季節の宅急便です。
今年は「さくらんぼ」も一緒に届き、家族一同大喜び。
早速近所にもおすそ分け。こうした近所付き合いも良き
日本の伝統ですね。
さて、懐かしい畑の匂いの中さやから緑の実を取り出す。
筋を引きはずしすぐだ出ると思いきや、さやえんどうと
違ってそんな事では、実は出てくれません。
結局二つ折りにして半ば強制的に取り出す。
大きいさやに通常4つ、一粒が一寸(約3センチ)。
そういえば宅急便の品目に「一寸そら豆」とありました。
(実はここまでは、朝食のおかずとなった「そら豆」を
むいだ体験で書いていたのですが、急にもっと観察
する必要にかられ、
実際に一つ机上に持ってきました。)
新緑のさやの中は薄緑色の柔らかな布団です。
その布団に守られ4つ子が、下向き(同じ方向)に
並んでいる。そら豆特有の黒い筋はまだなく、
薄緑色で、栄養を補給されるへその役目のままです。
(新発見 そうだったんだ。)
手に残る自然の香りの中、この文章を書いています。
両親から受け継がれた兄夫婦からのふるさと宅急便。
日本人のそして家族の絆を思い起こすことができました。
家族、季節に感謝、今晩は「そら豆」を肴に一杯飲むぞ!